「東方Project」とは?

ZUNさんが運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている、弾幕シューティングゲームを中心とした作品群。
プログラムだけでなく、ストーリー・作曲・作画など、すべてZUNさん一人の手で制作され、シューティングゲームとしての美しい弾幕演出や優れた楽曲は、常に人々を魅了し続けている。
舞台となる「幻想郷」には妖怪・鬼・幽霊・神などさまざまな種族が息づいており、個性豊かなキャラクターたちが織りなすドラマもまた魅力である。

広がり続ける「東方Project」の世界

二次創作が広く許容されているのが「東方Project」の大きな特徴である。
ゲーム、音楽、書籍、グッズなどジャンルを問わず、「幻想郷」を愛するユーザーの手によって無数の二次創作物が作られ続けている。
ニコニコ動画・pixivなどのSNSで流通した二次創作物を入り口として、興味を持ったユーザーが原作に辿り着く……というように、通常とは逆の順番で認知されることも多く、これもまた「東方Project」らしさと言えよう。

数字で見る「東方Project」

「東方Project」の代表的なオンリー同人即売会「博麗神社例大祭」は2004年の初開催から衰えを見せることなく、その動員数は2012年以降、毎年5万人を超え人気を維持している。
また、オールジャンル同人即売会「コミックマーケット」においても例年多くのサークルが参加しており、一大ジャンルを確立している。
特に楽曲においては、「Bad Apple!! feat.nomico」「チルノのパーフェクトさんすう教室」などに代表されるアレンジ曲が「ニコニコ動画」などを通じて発表されており、「東方Project」といえば音楽同人作品、という印象を持つ人も多い。

※1 イラスト投稿数:「pixiv」、「ニコニコ静画」における「東方」の検索結果数をもとに算出。アンノウンX調べ。(2020年10月時点)

※2 第十六回 博麗神社例大祭「企業ブース出展・カタログ掲載広告のご案内」より。

※3 「東方コミュニティ白書 2019」による。

※4 東方同人音楽流通取り扱い数:株式会社伴大調べ。(2020年10月時点)

※5 コミックマーケットWebカタログ98における情報をもとに算出。アンノウンX調べ。

このフレーズでお馴染みの「ゆっくり」も、東方を愛するファンにより生み出された。ゲームなどの実況プレイを行う「ゆっくり実況」で親しまれ、「東方Project」の枠を超えたアイコンとなっている。

海を越えて愛される「東方Project」

「東方Project」の世界を愛するコミュニティは世界中に存在するが、アジア圏のコミュニティの熱量が近年非常に高まっている。
台北では「博麗神社例大祭 in 台湾」が2020年に至るまでに3回開催されており、2019年に上海で行われた「WePlay Game Expo」には「東方Project」ブースが設置され、ZUNさんの講演には入場規制がかかるほどにユーザーが殺到した。

※画像:東方我楽多叢誌 〜strange article of the outer world〜より引用

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