プラットフォームをWindowsへと移し、またサークル名を「上海アリス幻樂団」と改称しZUNさんの創作活動が再開される。二次創作が徐々に盛り上がりを見せ、オンリー同人誌即売会「博麗神社例大祭」が開催された。
二次創作作品が「ニコニコ動画」「pixiv」などのネットサービスを介して流通し始める。より多くの方に名曲・名作の追体験がもたらされるとともに、ネットカルチャーとの融合が新たな解釈や表現を生み出した。 「ニコニコ動画」で発生した「ゆっくり実況」動画が広く認知されるようになったのもこの時期。
国内のみならずネット掲示板等を通じて海外のファンが増え続け、2015年には「博麗神社例大祭」が初めて海外開催されることになった。また、「Play,Doujin!」プロジェクトにて「東方Project」原作及び二次創作作品がコンシューマー機でプレイできるようになることが発表され、大きな話題となる。
ゲームの一大プラットフォームとなったスマートフォンゲームにも「東方Project」の公認二次創作としていくつかの作品がリリースされる。また、原作・二次創作ともに「Steam」での配信が解禁され、世界中の皆様へ作品が届くようになった。